東京大学産学官協創
・学生連合会 Diligent

学生連合会Diligentは、「東大生が在学中に学ぶべき100のこと」をテーマに、 自己研鑽、ソーシャルビジネス、ボランティア活動等を行いながら、「社会と学生」「教室と現場」を繋ぐ活動をする 学生団体です。東大地域活性機構Diligentは、その中の離島保全や地方創生に取り組む団体です。

組織図

メンバーは、活動、目標、ゴールなどがそれぞれ異なる⓪〜⑪のサークルごとに活動します。

東大地域活性機構は、このうちの②のサークルです

それぞれのサークルはDiligentの名前を共通に、学生連合会として一つの大きなグループ共同体をなし、年に一度、連合会主催の総会を開催予定です

東大地域活性機構Diligent

離島保全や地方創生に強い関心のある東京大学の学生が、産業基盤や自然保護を学び、自然保護、環境教育、SDGs解決に向けて現地で研修・支援を行います。


立ち上げの経緯

1

「伊豆ゼミ」
の継承

東大の15年続く名物ゼミである「伊豆ゼミ」の「東大生が自然問題について主体性を持つ」という活動を継承するため、舞台を離島に変えた現地研修を行う

2

地方創生
への意欲

東大生が机上の勉強だけではなく、地方にいる人々と協力しながら、様々な問題に目を向け、将来に繋がる取り組みを考え、行動に移したい

3

離島での問題解決
への意欲

現地に親族がいたことから離島の問題点を知ったので、解決のためのアクションを起こしたい

ビジョン

現地で学び、現地で動く

目的・理念

環境問題解決のアクションを起こす

東大地域活性機構Diligentは、離島の豊かな自然の価値を次世代まで残していくことを目的とした離島保全活動を行います。ビーチクリーンや海中ゴミの回収などの活動を継続するとともに、島の次世代を担う子どもたちへの環境教育や島の行政との協力など、長期的な視点での活動を行います。

目標

直接的な環境保全、環境教育、ボランティア活動を10年単位の長期的なビジョンで行う

現地の人々と交流を深めながら、問題解決のため、環境アクション、教育、アップサイクルなどの商品開発、啓蒙活動などを10年プロジェクトとして現地に赴きながら成果を出していきます。

戦略

産学官からのアプローチ

行政、研究施設、NPO協会、第一産業従事者から学びを深め、共に活動する

若い世代で共に活動する

現地の小中高生への環境教育活動を行ったり、学んだことを実際に解決に繋げるために共に直接的な働きを起こす

広める

広報を担うことで、離島での観光客誘致や問題点を日本中に知ってもらい、支援者を増やす

2023年の活動内容

  • 〜7月
    八重山諸島勉強会 現地の方々にアポイントメント
  • 8・3月
    現地研修
  • 他の月
    問題点の振り返り アクションを考え、行動に移す

活動

  • ビーチクリーン・アップサイクル活動
  • やえやまファームを訪問し有機農法を学ぶ
  • みやぎ米屋を訪問しスマート農業を学ぶ
  • 石垣市長・竹富町長との意見交流会により環境問題について議論する
  • 地元議員との意見交換会
  • 西表島の汽水域植生調査
  • 現地教育機関での環境教育イベント

2024年の活動内容

環境保全活動
  • サンゴや島の固有生物についての研究や専門的保全知識・手法を学習・実行する
  • 現地の行政との連携を深める

現地中高生への教育活動
  • 小中高生への環境教育においてフィールドワークを行い、現地の子どもたちとのつながりを深める
  • オンラインでの環境授業を現地小中高生に開講する

環境普及活動
  • 離島での医師、獣医師、天文研究員、海洋研究員などのキャリア形成の周知活動
  • 15万人が集う年に2回の東京大学の学園祭で、展示会などのイベントを行う
  • 第三次産業活性化のため観光客誘致活動を東大内で行う

2024年以降の活動計画

10年プロジェクトとして、次の世代にも活動を繋げていく

まとめ

WHY:
環境問題、地方創生等、離島の地域課題解決のアクションを起こしたい
WHAT:
現地で学び、現地で動くことで八重山諸島の自然価値を次世代まで守り抜く
WHAT:
問題解決のため、自然保護、環境教育、直接的支援、認知支援などを10年プロジェクトとして行う
HOW:
様々な視点から(or産学官を)学ぶ・共に活動する・広める